教会学校では、聖書のお話をします。
聖書にはイエス様のことが書いてあります。
このページでは、教会学校の先生たちのお話しをしょうかいします。
「あなたがたが、これらのわたしの兄弟たち、それももっとも小さい者たちの一人にしたことは、わたしにしたのです。」
ルカによる福音書25章40節
『くつやのマルチン』というお話を知っていますか?
あるところに、マルチンという、くつ屋さんがいました。
マルチンは奥さんと子どもをなくし、ひとりぼっちでした。
そんなマルチンが聖書を読みはじめました。神様のことばである「聖書」をよむと、だんだん元気になりました。
ある夜、マルチンは夢の中で「マルチン、明日あなたに会いに行くよ!」
というイエス様の声を聞きました。
次の朝、マルチンが「イエス様に会える」と、ワクワクしながら窓の外をながめていると、
雪かきにつかれたおじいさんがいたので、「お茶をどうぞ!」と声をかけました。
その後も、寒さの中で困っている親子にあたたかい食べ物と洋服をあげたりしました。
また、リンゴを ぬすんだ男の子のかわりにお金をはらったり、出会った人達をたすけてあげました。
とうとう夜になりました。
「イエス様、来なかったなぁ…」
かなしい気持ちのマルチンに、やさしい声が聞こえました。
「マルチン、気付かなかったかい?今日、私はあなたの家に3回行ったんだよ。」
「そうでしたか!あの人達はイエス様だったんですね。」マルチンの心は喜びでいっぱいになりました。 それからもマルチンは、聖書を読み、村の人たちに親切にしながら暮らしました。
(くつ屋のマルチン」トルストイ作 より)
「もっとも小さい者の一人にしたことは、わたし(イエス様)にしたのです」という聖書のお言葉どおり、マルチンは、まわりの人に親切にしたことがイエス様にしたのと同じだったとわかってうれしくなったんですね。
クリスマスは、神のひとり子イエス様が、最も小さい人(赤ちゃん)となって、小さく弱い私たちのところに来てくださったことをおいわいする日です。
イエス様のおうまれになったクリスマスをみんなでおいわいしましょう。
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牧師:鄭盛範・橋本恵